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山内康一さん、渡辺新党で栃木1区から出馬か

自民党を離党した山内康一さんについて、再び後輩(悪法収容所の番人)と話した。(前回記事はこちら、また山内さんが現在置かれている状況はZopeジャンキー日記のこちらの記事参照。)


リ「山内さんはやっぱり渡辺新党から出るみたいですね」

私「みんなの党ってw 昔みんなのゴルフにはハマったよ。栃木から出馬するみたいだね」

リ「はい、まだ不確実情報だと思うんですが、栃木1区に国替えのようですね」

私「そりゃ例の神奈川9区じゃ無理だろうしな」

リ「もともと民主が強い地盤ですからね、誰が出てもムリですよ」

私「は今回ふつうに寝ててもいいよな」

リ「まあ彼はまともな保守みたいですからいいですよ」

私「で、この栃木1区って勝ち目あんのかい?」

リ「ここは船田元の地元です。船田といえば栃木・宇都宮の超名門です。曽祖父は作新学院創設者、祖父は元衆議院議長・自民党副総裁、は元参議院議員・栃木県知事。つい先日も自分で堂々世襲の権化だと言っていましたね。初当選が25歳という、ほんと老舗のボンボンにして生粋の政治屋です。いくら今回自民党に大逆風が吹いているとはいえ、落ちるのは難しいんじゃないかと・・・」

私「だめじゃねえか、そんなとこ」

リ「最初僕もそう思ったんですが、政界失楽園って覚えてます?1997年ごろ船田は畑恵との不倫を報道され、その騒動が災いしてか2000年の総選挙で民主党の落下傘候補・水島広子に負けて落ちちゃったんです」

私「あったなあ、そんなこと。精神科医の女だよね」

リ「はい、この選挙では民主党が都市部で躍進したんですけど、その1区現象の劇的なケースですね」

私「ふーん、意外ともろいんだな。今回民主党は誰が出るの?水島広子?圧勝だろーな。どっちにしろ勝てねーじゃん」

リ「いや、それが違うんです。民主党は今回、無名の新人なんですよ。水島と同じ医者らしいんですけど、これが全然ぱっとしない」

私「ほう!それでか。そこに目をつけたってわけか」

リ「はい、たぶん。これに自民党への逆風、1区ということ、渡辺喜美の知名度、そして若い改革派・山内さんへの期待ということから、民主党をかわして船田に勝つチャンスは十分ありますよ」

私「でも時間なさすぎだろ」

リ「先の都議選では都議会のドンと呼ばれる自民党の大物が、告示9日前に立候補表明した民主新人に敗れるという悲惨なケースがありました。その70歳の大物は6期連続当選で、まさに自民党の牙城だったんですが、直前に立候補した26歳の無名リーマンが勝ったんですよ」

私「なにそれこわい」

リ「今は自民党でないことが信じられない強みになるようです。そこで渡辺新党は話題にさえなれば十分可能性があると思います」

私「渡辺がどうやって短期間でマスコミを攻略して一躍話題になるかだな」


注)会話は8月4日の産経記事を受けてのもの。まだ新党入りの「見通し」で「関係者が選管の事前説明会で栃木1区関係の書類を受け取った」とあるだけで、JST8月5日08:00時点ではいずれも正式に発表されていない。
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