アナルコ・キャピタリズム研究(仮)ブログ

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真の敵は内側にいる―イギリスにてグローバルに考える

8月24日付「ニートの海外就職日記」と「金融日記」を読んで:

ニートの海外就職日記 - 本田△(本田圭佑)に見る英語上達の秘訣。
http://kusoshigoto.blog121.fc2.com/blog-entry-284.html

海外ニートさんは私の中でのスターだが、最近サッカーの本田圭祐にハマっているという。(この△という2ちゃんのネーミングは天才だなと思った。)

本田選手はプレミアから声がかかっているが、ビザが問題になっているとどこかでちらっと見たことがある。イギリスでの非EU人排除はプレミアも例外ではないのか。つまらない話だし、イングランドがWCなどで勝ちきれない原因になっているはずだ。

私は未だにプレミアを観戦に行ったことがないのだが(日本のファンからすればもったいない!)、本田△が来たら応援しに行くと思う。そうなのだ、2006年以降日本人選手がいないから私はプレミアを見に行ってないのだ。私も本田△と海外ニート△を見習って頑張りたい。


金融日記 - 経済が成長しないことの本当の意味
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51573789.html

シンガポール人や香港人が大挙して東京に押し寄せ日本人ギャルの売春婦を買い漁るという予想。これはいい例。左右問わず流行しつつあるゼロ成長論へ効果的な一撃となるのではないか。単純な平均計算だが、およそ正しいだろう。母集団がデカいので平均から右に入る中国人の絶対数も大きい。もちろん偏った分布にならなければの話だが。

中華系マレーシア人の友人に聞いても、中華圏の男にとって日本人女性は憧れだという。え、そうなの?と私が聞くと、彼はただ「日本のHentaiビデオはとても人気がある、hehehe」と言っていた。

本当にこのようにGDPで逆転される事態になれば、政府は悪法フル出動で防御しようとするだろう(厳しい入国・貿易制限)。日本が完全に弱体化し、中国経済が本当に全面的な脅威になるとき、すでにアメリカに見捨てられているのなら、戦争勃発の要件はかなり揃っているはずだ。商品が国境を越えないとき兵士が国境を越える。

でもこのようなトンデモ風な戦争予想は無視していい。実際、日中戦争が21世紀最大の公共事業になったとしても、そのほうが長期では安上がりになるだろうからだ。たいして人も死なない。真に恐れるべきは経済的な内戦である。ゼロ成長の本当の意味は国内で大量の死者が出ることである。つまり、現在の労働法のもとでは大量の失業者が出る。

ゼロ成長論は多くの場合、鎖国的経済政策と再分配的政策を伴ってくるだろうから、実際には激しくマイナス成長のほうに傾く。現在でさえ、年間3万人の自殺者(実態は10万人を下らないとも)が出ているのだから、考えただけで恐ろしい。

我々の真の敵は、内側にある、自由市場を正面から潰そうとする悪法の集合であり、それらを作る人間たちなのである。
◆グローバリズム:自国の悪法こそが真の敵 | comments(0) | trackbacks(0) |