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おでん

卵と大根とこんにゃくを買ってきておでんを作る。都会一人暮らしの自炊は効率が悪いというのが自説の私にとってそれは今までやった料理の中で最高に手間がかかったが、しっかり味のしみたおでんが出来上がるまで意外と時間はかからなかった(弱火で1時間30分弱)。

こっちに来てそばや寿司など典型的な和食を好む傾向が強くなった。おでんも伝統的な日本料理だと思っていたが調べてみると近世〜近代のある時期東京で途絶えていたという点でちょっと異なるようだ。

室町時代の田楽をルーツとするのはいいとして、江戸時代に始まる濃口醤油で作る濃い味のおでんはその後東京では廃れていったという。一方それが伝わった関西では、だしを使って薄味にした具だくさんのものが明治以降広まっていった。そしておもしろいことに関東大震災の時救援に来た関西人が炊き出しで作ったおでんが東京で復活していったという。

おでん 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

おでんの誕生は関西だった?

今のスタンダードなおでんは「関西風の関東煮」ということなのだろうか。ややこしい話だが要するに一般に言われる薄味の関西風、濃い味の関東風というのがおでんの場合は明確に成り立たないということだろう。
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