アナルコ・キャピタリズム研究(仮)ブログ

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ロンドンの物価 〜ギャンブル編〜

最近初めてブックメーカーに行きチェルシーの試合で軽く散財してきた。スコア予想と最初の得点者予想に賭けたのだが、それぞれ窓口でメモ書き一枚とお金だけ渡して10秒程度で手続きが済んだ。何の面倒さも難しさもないどころか、むしろその手軽さとスピーディさに驚いた。

イギリスといえばブックメーカーだが実際どれぐらいの数があるかご存知だろうか?これは日本のパチンコ屋あるいはコンビニ並みといっても過言ではない。どんな場末の街にも一軒はあり、平日の昼間から適当に賑わっている。賭けの対象は色々あるが主なものはサッカーと競馬である。

この2つが日本と大きく異なる点としてパリミュチュエル方式ではないということがある。日本の競馬はプールされた賭け金から控除金を引いたものを比例配分する。オッズは最後まで確定しない。イギリスの競馬はブックメーカーがオッズを決め、賭ける時点でオッズが確定している。後者がリスキーなビジネスであることは火を見るより明らかだが、そこは「再保険」などを使ったりしてうまく儲かる商売にしている。けっきょく賭ける人間は胴元と情報収集力の勝負をするのだが、一個人が専門家の大軍団にかなうわけがなく、ブックメーカーは消費者に夢を売り続けながら経営を成り立たせることができる。(イギリスの競馬のほとんどの売り上げはブックメーカーなのである!→Wiki

その国のある財・サービスの良し悪しというのは、要するに安くてよいものが手に入るかどうかということである(これには種類の豊富さということを伴う)。そしてイギリスのギャンブルというのは日本と比較して明らかに良い(安い)といえる数少ない財・サービスの一つなのだ。

理由は単純である。日本のギャンブル産業は政府の独占で、イギリスのそれは民間企業の競争ということだ。日本には公営ギャンブルと民間だが政府の極めて強い規制下にあるパチンコ産業しかない。イギリスはまさに「何でも屋」「コンビニ」のブックメーカーが街のどこにでもある(カジノも少ないがある)。
◆日英の賭博産業比較 | comments(0) | trackbacks(0) |