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政府こそ偽札造りである

引き続き Walter Block 著 Defending the Undefendable の紹介です。

偽札造りを擁護する面白い回で、ポイントは政府の命令貨幣の批判です。

偽札造り

「政府こそが最初の偽札造りなのであり、盗みなのであり、悪なのである(元の本物の貨幣は金銀)。民間業者が偽札の偽札を造るのは問題ない。」

「ここでアナロジーで言えば、泥棒が盗んだ物を盗むのは問題ない。盗みというのは正当な所有権があっての話である。」

「確かに偽札造りが引き起こすインフレで多くの人が害を受けるし、使用が見つかって損する人もいる。だが、政府の偽札造りは長期間で強いが、民間の偽札造りなど短期間で弱いものである。」 

「それよりも、民間の偽札業者は政府の巨悪を明るみにし、延いてはそれを破滅させることができる。よって全体として民間の偽札造りには正の効果があると考えられる。つまりヒーローと呼んでいいのだ。」

Misesのサイトで全部読めます。 

"Defending the Undefendable" by Walter Block 
PDF版 http://mises.org/books/defending.pdf 
オーディオ版  http://mises.org/media.aspx?action=category&ID=143
★W. Block, Defending the Undefendable(本紹介) | comments(0) | trackbacks(0) |

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